採択結果

分野共通
技術開発テーマ1
SX中核領域発展研究「SX-ARK」
技術開発テーマ2
「熱とデバイス」領域

事業名:異種形状記憶合金を用いた自律駆動型熱伝導スイッチの開発

概 要

本研究では、申請者らが新たに開発した「相転移を広い温度範囲で制御できる新しい形状記憶合金」を活用することにより、望みの温度で熱の流れを制御する「熱伝導スイッチ」を実現することを目指す。既存合金では不可能な極低温駆動に加え、既存合金を超える大きな形状変化量を活かし、熱流を接触/非接触でOn/Off制御する「機械式熱伝導スイッチ」を開発する。
「形状記憶効果」または「超弾性」を示す異種の形状記憶合金を組み合わせる技術を提案し、温度変化のみによる自律的な駆動を小型・軽量な機構で実現する。従来の形状記憶合金は室温付近でしか駆動できなかったが、新合金には駆動温度を自由に設計できる特徴があり、室温近傍では月面越夜技術などへの応用、極低温では冷凍機の故障対策への応用による冷却システムの軽量化・省電力化などが期待され、シンプルで汎用性の高い機構により、多様な宇宙ミッションに新たな熱制御の選択肢をもたらす。

代表機関名
国立大学法人岩手大学
採択通知・公表日
2026-03-13
状況
-
担当PO
満田 和久 国立天文台 先端技術センター 前特任教授
期節
第二期