ロケット燃料向け高効率型液化バイオメタン製造技術の開発

ロケット打上げの高頻度化実現に向けては、燃料のコスト・品質、安定供給が極めて重要である。現在、当社では、家畜ふん尿由来の液化バイオメタンを地産地消型エネルギーとして供給する事業を実施している。本設備は製造能力350ton/年、貯蔵能力数tとロケット燃料需要に対し製造・貯蔵・供給能力不足である。そこでロケット需要増加に対応した高効率型液化バイオメタン(LBM)製造プラントを原料ガス調達が可能な鹿追町に建設し、以下に示す技術開発を行い、製造する製品を低コスト化することで、ロケット高頻度打上げに貢献する。

開発項目:目指す目標
ア.高効率型LBM製造システムの開発:LBM製造量1,000ton/年以上・CH4回収率の向上検討・低レート時での省エネルギー化・LBM製造コスト低減検討
イ.LBM貯槽/充填システムの開発:LBM出荷能力 50ton/日以上・製品ロス低減型LBM貯槽の開発・LBM充填システムの改良
ウ.バイオCNG製造システムの開発:バイオCNG(@19.6MPaG)を製造・バイオCNG製造システムの構築






ロケットターボポンプ用シール量産化のための技術開発

・ロケットターボポンプは、ロケット全体の性能および信頼性を左右する「心臓部」とも言える重要な構成要素であり、その内部に使用されるシールには、極めて高い精度と安定した品質が求められます。
・本ロケットターボポンプ用シールは、基幹ロケットにおける採用実績が示すとおり、性能面では高い評価を得ています。一方で、機能の安定性および信頼性を確保するために多数の製造工程が必要となっており、その結果、生産工期および製造コストの面で国際競争力に課題を有しています。
・海外市場への展開と将来の高頻度打ち上げ需要への対応を実現するため、国際競争力の向上が重要な課題となっています。本開発では、ロケットターボポンプ用シールの量産化に向けた技術開発を実施します。