宇宙転用・新産業シーズ創出拠点「SX-CRANE」

背景・目的

これまで我が国の宇宙産業は、JAXA及びJAXAと緊密な協力関係にある幾つかのプライム・コントラクターを中心に発達してきましたが、激化する国際競争に伍していくためには、特色ある技術や領域において国際競争力のある宇宙分野のクラスターを形成し、持続的なイノベーションの創出や競争力の確保につなげていく必要があります。また現在、本基金の創設等を受けて様々な民間企業や大学等が宇宙分野への参入や活動拡大を企図している中、この機会を的確に捉え、非宇宙分野の技術や人材を巻き込みつつ宇宙開発に新たな潮流をもたらす拠点的機能の発揮が期待されます。

これらの実現に向けては、イノベーションの源泉及び将来の宇宙産業を支える人材の源泉として、更には地方創生の観点からも、地域の特色等を活かし、拠点的な機能を発揮し得る存在として、我が国における大学等研究機関の役割を強化し、先進的な研究開発により創出された技術や輩出された人材が、宇宙市場の獲得等に向けて切れ目なくつながっていくような「人材・技術・資金の好循環」を形成していくことが重要です。

そこで本テーマでは、宇宙分野の先端技術や、全国に潜在し、同分野に活用可能な非宇宙分野の技術を有する大学等所属の研究者を対象に、当該研究者等を中核とした体制により、宇宙分野の裾野拡大を図りつつ、特色ある技術や分野において国際競争力のある革新的な研究開発成果を創出・社会実装していくための戦略的な構想を推進します。

研究者からの提案にあたっては、宇宙技術戦略を参照しつつ、卓越した研究者を中核とした牽引型の推進体制、または高度な研究開発環境を中核とした共用型の推進体制のいずれかの構想、特に、非宇宙分野との連携(非宇宙分野の技術の宇宙分野への適用等)や、従来とは異なる宇宙産業・利用ビジネスの創出に繋がる提案を広く求めます。

これにより、特色ある技術や領域における大学等の研究者や研究グループと民間事業者等との連携を構築しつつ、その取組の自走化や拡大・地域特性とのシナジー等を通じて、将来の我が国の宇宙開発において最先端を担う研究開発拠点への発展を目指します。

資料

公募要領 公募要領の一部修正について ※必ずご確認ください

提案書様式

 提案書様式3 別紙3

 提案書様式7 別紙1

 提案書様式9 別紙2

 提案書様式9 別紙2 作成要領

 提案書様式10 別添1

※委託契約に関する詳細は「契約・補助関連」ページをご覧ください

募集期間中に、資料の追加および更新がなされる場合がございます。
本事業への応募を想定する事業者は、本サイトの定期的な確認をお願いいたします。

提出先

本事業は、府省共通研究開発管理システム「e-Rad」にて応募を受け付けます。
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採択決定までのスケジュール

公募開始        2025年08月08日

公募締切        2025年10月02日(正午)

一次審査(書面)    2025年10月中旬から12月中旬

二次審査(ヒアリング) 2026月01月07日、01月08日、01月14日(予定)

審査結果の通知・発表  2026年02月頃

採択結果        2026年02月06日






空間自在移動の実現に向けた技術

背景・目的

近年、ロケット打上げの低コスト・高頻度化や、これを梃子とした衛星コンステレーションの構築によるビジネス創出が進む中、静止軌道・シスルナ空間といった将来の宇宙経済圏を開拓するためには、低軌道に比して依然として高い輸送コストや推進系等の開発難易度及びこれらに起因する技術実証サイクルの停滞がボトルネックとなっています。

こうした課題の解決に向けて構築が期待される宇宙空間での物流インフラは、静止軌道・シスルナ空間の開拓のみならず、将来の深宇宙探査や、複雑多様化する地球低軌道利用の効率化、宇宙利用のハードルを下げることによる新規参入の促進にもつながることから、我が国のあらゆる宇宙開発を加速度的に飛躍させるドライバーとなり得ます。

そこで本テーマでは、以下の(A)から(C)に示す技術開発項目を一体的に推進することで、宇宙システムの相互発展やインターフェースの共通規格化等を促しつつ、宇宙空間における移動の自在性をもたらす技術を世界に先駆けて獲得することを目指します。これにより、2030年には1兆円近くとも予測される軌道上サービスに係る世界市場を獲得するとともに、静止軌道以遠を見据えた将来の宇宙開発利用に係る長期的な競争優位性を確保します。

(A)軌道間輸送機の開発
多様な軌道間の航行・運用を担い、各種の衛星や軌道上拠点等のインフラ整備、小型宇宙機の集団輸送等、あらゆる宇宙システムの効率的な物流手段として革新をもたらし得る軌道間輸送機(Orbital Transfer Vehicle:OTV)について、ランデブー・ドッキング技術といった我が国の競争優位性も踏まえつつ、静止軌道以遠への航行や再使用型OTVの実現等を目指した開発を推進します。

(B)軌道上燃料補給のコア技術開発
軌道上に配置されている宇宙機の寿命延長や機能性能の拡張、OTVの再使用(往還を含む)や航行距離の増強等を可能とする軌道上での燃料補給技術について、経済合理性や他の軌道上サービスとのシナジー等の観点から、繰り返しの補給が可能なシステムとして、タンク充填式(※1)又はカートリッジ交換式(※2)等を想定したインターフェースに係るコア技術及び推進薬の移送技術の開発を、事業者による国際標準化に向けた戦略的取組とともに推進します。
 ※1 軌道上でバルブを用いてタンクに充填する形式を指します。
 ※2 予め推進薬が充填された状態のタンク等に交換する形式を指します。

(C)宇宙ロジスティクスの研究開発
複数のOTVによるネットワーキングや軌道上での燃料補給拠点の活用等も想定される宇宙空間における物流アーキテクチャについて、各技術の発展や実装に伴う経済合理性の変化や物流経路の最適化等を個別又は総合的にシミュレートする高度な宇宙ロジスティクスに係る研究開発を推進し、本テーマに係る技術開発の戦略性や将来の事業成立性を横断的に底上げします。

資料

公募要領

提案書様式(A)

提案書様式(B)

提案書様式(C)

 提案書様式7 別紙1

 提案書様式9 別紙2(A)(B)(補助)

 提案書様式9 別紙2(C)(委託)

 提案書様式9 別紙2 作成要領

 提案書様式10 別添1

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採択決定までのスケジュール

公募開始        2025年08月08日

公募締切        2025年10月09日(正午)

一次審査(書面)    2025年10月中旬から11月中旬

二次審査(ヒアリング) 2025年12月15日、12月26日

採択結果        2026年01月23日






有人宇宙輸送システムにおける安全確保の基盤技術

背景・目的

新たな宇宙輸送サービスとして期待される高速二地点間輸送や宇宙旅行は、2040年代にそれぞれ5.2兆円、8,800億円の市場規模にまで成長するとの試算(革新的将来宇宙輸送システム実現に向けたロードマップ検討会取りまとめ(令和4年7月))もあり、国際競争が一層激しくなっています。これらの新たなサービスには往還型宇宙輸送システムの実現が必要です。

我が国では、宇宙基本計画等に基づき、これまで、将来宇宙輸送システムに必要な要素技術の開発を官民共同で進めてきており、こうした取組によって民間事業者による新たな宇宙輸送サービスのビジネス構想が具体性を帯びてきたところです。他方、依然として高度な技術課題が多く存在しており、特に有人輸送に必須となる一部のコア技術について難易度が極めて高いことから、民間事業化を見据えた本格的なシステム開発が進んでおりません。

そこで本テーマでは、新たな宇宙輸送サービスのうち、有人宇宙輸送の実現に向けてボトルネックとなっている部品・コンポーネント等の基盤となるコア技術の開発を行い、我が国の民間事業者によるビジネス構想を加速させることを目指します。

資料

公募要領

提案書様式(A)

提案書様式(B)

 提案書様式7 別紙1

 提案書様式9 別紙2

 提案書様式9 別紙2 作成要領

 提案書様式10 別添1

 ステークホルダー評価

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公募開始        2025年08月08日

公募締切        2025年10月16日(正午)

一次審査(書面)    2025年10月中旬から11月下旬

二次審査(ヒアリング) 2025年12月18日、12月22日(予定)

審査結果の通知・発表  2026年01月頃

採択結果        2026年02月20日






月極域における高精度着陸技術

背景・目的

アルテミス計画を始め世界的に月面活動が本格化する中、民間企業の参入により月面に新たな市場が形成されることが見込まれており、特に、水の存在可能性が示唆されている月極域は、持続的な有人月面活動の候補地点として注目されています。我が国においても、将来的な月面市場を見据え、月面へのペイロードの輸送能力・輸送機会の自立性・自在性を確保することが重要です。また、月極域において持続的な探査活動を行うためには、水資源に加えて、探査機等の長期運用を可能とする高い日照率や地球との直接通信を可能とする高い地球可視率などが求められる他、傾斜や障害物の有無によっても着陸領域に制約が生じることから、着陸地点として好条件の領域を確保することが重要です。その限られた領域に高精度に着陸できる技術を獲得することで、他国に対して優位性を持つことができます。

我が国では民間事業者主体での月着陸機による月面へのペイロード輸送に向けた取組が進んでいるとともに、JAXAの小型月着陸実証機「SLIM」により、月の低緯度地域において「降りたいところに降りる」ための100m以下の高精度着陸技術を世界に先駆けて獲得しています。

そこで本テーマでは、月着陸機による月面ペイロード輸送サービスの提供を目指す我が国の民間事業者等を支援し、月面への着陸精度をSLIMと同等以上に向上させるとともに、着陸難易度のより高い月極域への着陸にも対応させることで、月のあらゆる場所への高精度着陸を可能とする技術を獲得することを目的とします。また、本テーマで獲得する技術を活用して、我が国の民間事業者等による月面ペイロード輸送サービスの国際競争力を強化することで、国内外から幅広くユーザーを獲得するとともに、我が国の民間事業者等による月面探査・開発への参入を促進することを目指します。

資料

公募要領

提案書様式

 提案書様式7 別紙1

 提案書様式9 別紙2

 提案書様式9 別紙2 作成要領

 提案書様式10 別添1

 ステークホルダー評価

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公募開始        2025年07月25日

公募締切        2025年09月25日(正午)

一次審査(書面)    2025年10月上旬から11月上旬

二次審査(ヒアリング) 2025年12月24日

審査結果        2026年01月16日






軌道上データセンター構築技術

背景・目的

2030年のISS運用終了後(ポストISS)、これまで政府間で所有・運用されてきた地球低軌道の有人拠点は、民間への所有・運用に移行されることが計画されており、これまで我が国が培ってきた技術を活かしつつ、我が国の民間事業者が市場規模3兆円とも試算される地球低軌道利用サービス市場に参入していくことが重要です。

今後、地球低軌道利用サービスの増大や大規模な地球観測衛星コンステレーションの出現により、軌道上で生成されるデータは爆発的に増加すると予想されているところ、軌道上でデータを処理し、結果を地上に送信することが、安定的・効率的なデータ利用上重要となります。

通常、衛星内データの取得・記録・送信等の様々な処理は、人工衛星に搭載されているオンボードコンピュータ(OBC)により行われていますが、今後はこれに加えて、高い負荷がかかるデータ処理を拠点的・集中的に行う軌道上データセンターを構築し、安定的・効率的なデータ処理と必要なデータの即時的利用が可能な宇宙利用環境を構築することが重要となります。さらに、将来的には軌道上データセンターの技術を月面における集中的なデータ処理の実現に応用することができれば、月面での活動の高度化、効率化等にも資することが期待できます。

このような軌道上データセンターには、一定以上の処理能力を持つ強力なコンピューティング機能の搭載が求められるため、豊富な電力リソースの使用や、機器の物理交換・メンテナンス等が可能となる宇宙ステーションに設置することが適切ですが、そのためには、例えば、消費電力が大きい強力なプロセッサを効率的に排熱するための熱制御システムや処理データの大容量送受信を可能とする光通信ネットワークシステム等の技術を開発する必要があります。また、このようなシステムは適切なセキュリティとユーザビリティを備えた使い勝手の良いシステムとなっている必要があります。

そこで本テーマでは、軌道上におけるデータ処理・通信のハブとなる拠点の実現に向けて、商業宇宙ステーション内に設置可能な軌道上データセンターを実現するための技術を開発・実証します。

資料

公募要領

提案書様式

 提案書様式7 別紙1

 提案書様式9 別紙2

 提案書様式9 別紙2 作成要領

 提案書様式10 別添1

 ステークホルダー評価

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公募開始        2025年07月25日

公募締切        2025年09月25日(正午)

一次審査(書面)    2025年10月上旬から11月上旬

二次審査(ヒアリング) 2025年12月18日

審査結果        2026年01月16日






射場における⾼頻度打上げに資する汎⽤設備のあり⽅についてのフィージビリティスタディ

背景・目的

商業宇宙産業の成長や宇宙探査の進展、技術革新等に伴い、衛星コンステレーションの構築をはじめとして、国内外で衛星等を打ち上げる需要がますます増加する中で、世界的にロケットの打上げ機会が圧倒的に不足している状況です。近年の我が国の国内ロケットの年間打上げ機数は10機未満となっており、国内の衛星事業者の需要を満たすことができず、海外ロケットに打上げ機会が流出し、経済的損失や技術開発の遅れなどが生じています。

このため、国内衛星打上げ需要に応える、宇宙輸送システムの構築は喫緊の課題となっています。また、部品産業を含めたサプライチェーンを維持するには外需の獲得が必要です。国内外の需要を獲得するためには、高頻度にロケットを打ち上げることを可能とする国内サプライチェーンの強靱化とともに、高頻度の打上げに対応できる射場といった地上系インフラの整備が必要です。

地上系インフラ整備は、建設等の工事費のほか整備後の維持コストがかかるため、その経費がロケットの打上げ価格に反映される可能性があります。海外の需要を獲得するためには、こうした経費を削減することが必要です。

整備が必要なものとしては射場側とロケット事業者側が用意するものがあり、例えば、ロケット事業者側が用意するものとして、射点で機体に燃料等を供給するためのインターフェース部分が挙げられます。しかし、国内のロケットは、形状・寸法等の仕様が異なっており、ロケット事業者が個別にロケットと射場を繋ぐための治工具を開発(設計、製造、検査)する場合、大きな経済的負担がかかるため、打上げ価格の設定に影響を与える可能性があるとともに、資金調達に時間を要することから、ロケット開発や初号機打上げまでのスピード感が失われ、開発期間の長期化や衛星メーカのニーズに合わせた打上げ時期の設定ができないなど海外のロケット事業者と比較して国際競争力の低下が懸念されます。

また、各ロケット事業者が治工具を整備した場合、射場での打上げ準備作業の工程が増加し準備期間が長期化する可能性があります。これにより、ロケット事業者の打上げ頻度の低下のほか、射場側にも打上げ回数減少による稼働率の低下や、収益の減少など射場運営に影響を及ぼす可能性があります。

こうした懸念を解消するためには、各ロケット事業者が共通的に使用可能な治工具(以下「汎用設備」という。)を整備する必要があります。

本テーマでは、ロケット事業者の経済的負担を軽減するとともに我が国のロケット開発の加速と国際競争力の強化が期待される汎用設備のあり方についてのフィージビリティスタディを実施します。

資料

公募要領

提案書様式

 提案書様式7 別紙1

 提案書様式9 別紙2

 提案書様式9 別紙2 作成要領

 提案書様式10 別添1

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9月18日(木)正午締切の公募に係る、e-Rad登録に際しての注意事項

e-Rad登録に際しての注意事項を公開しました。
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採択決定までのスケジュール

公募開始        2025年07月25日

公募締切        2025年09月18日(正午)

一次審査(書面)    2025年09月中旬から10月中旬

二次審査(ヒアリング) 2025年11月05日

審査結果の通知・発表  2025年12月頃

採択結果        2025年11月21日






衛星データ利用システム実装加速化事業

背景・目的

我が国の宇宙産業市場規模の拡大に向けては、衛星やロケット等の宇宙機器産業の拡大だけでなく、宇宙機器を利用したソリューション市場の拡大が必要不可欠です。エンドユーザ向けサービス等他産業の拡大や社会課題解決につながる利用産業が成長することにより、ロケット製造・射場や人工衛星製造等の宇宙機器産業も成長するという好循環が実現されます。この観点において、地球観測衛星データ、衛星測位データ、通信衛星を利用したシステム(以下、「衛星データ利用システム」という。)によるソリューションの市場規模を拡大することが、宇宙産業全体の市場規模拡大のカギになります。

衛星データ利用システムは、様々な領域(農林業、水産業、防災・減災、土木、建設、金融・保険、環境、等)において技術開発が進んでおり、例えば、内閣府では政府や自治体の業務の効率化や高度化に向けた衛星の適切な活用を、民間に率先して進めるため立ち上げられた衛星リモートセンシングデータ利用タスクフォースおいて、大臣会合等を通じて、衛星データ利用システムの利用実態や課題、推進方策の共有等を行っています。

今後更に衛星データ利用システムの社会実装が加速されることが望まれており、行政のインフラ管理や森林状況把握、海洋状況把握、物流管理等の、効率化や省力化を求める官需及び地域課題に対応しうることが期待されています。しかしながら、こうした需要に対して持続的に価値を提供するためには採算の取れる規模の事業を創出する必要があります。海外企業による国内外の市場でのイニシアチブを取り得る取組が加速する中、 グローバル市場への展開も含めた一定規模以上の市場を見据えられる、ユーザニーズに合致したサービスを提供する国際競争力のあるソリューションの開発が不可欠です。

なお、グローバル市場への展開を目指すに当たっては、海外での事業実証やビジネス展開を行うための、各国・地域特有の情勢、ニーズ、文化、商慣習等への対応や、現地顧客やパートナーとの連携等、民間事業者単独では対応が難しい課題も多くあるため、官民が連携し、重点的に事業実証やビジネス展開を推進していくことが重要です。

一方、我が国衛星事業者がコンステレーション構築計画を進めているなか、これらの事業者が競争力のある体制を継続していくためには、観測し提供される衛星データが国内外において競争力のある質の高い衛星データであることが必要です。また、衛星データを利用したソリューション開発者は多種・多量の異なる衛星システム間のデータを複合的に利用することでより付加価値の高いサービスを開発することが可能となりますが、これには衛星毎の特性を考慮した補正等の高い専門知識が必須であるため、これらを容易とする環境を整備することも必要です。

本テーマでは、社会実装を目的とした衛星データ利用システムの開発・実証の集中支援を行うとともに、衛星データ利用の環境整備を行います。また、併せてグローバル展開を志向するシステム開発・実証への支援を行います。これらにより上記の課題を解決し、また、関係省庁による政府調達や民間投資等を積極的に促進することで、宇宙ソリューション市場の拡大を目指します。

資料

公募要領

提案書様式

 提案書様式7 別紙1

 提案書様式9 別紙2(委託)

 提案書様式9 別紙2(補助)

 提案書様式9 別紙2 作成要領

 提案書様式10 別添1

 ステークホルダー評価

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採択決定までのスケジュール

公募開始        2025年07月11日

公募締切        2025年10月02日(正午)

一次審査(書面)    2025年10月から12月

二次審査(ヒアリング) 2026年01月13日、01月14日、01月15日、01月16日、01月23日、02月06日(予定)

審査結果の通知・発表  2026年02月頃

採択結果        2026年03月13日






衛星光通信の導入・活用拡大に向けた端末間相互接続技術等の開発

背景・目的

衛星通信においては、通信需要の増加等を背景に利用可能な周波数資源がひっ迫しており、低軌道衛星コンステレーションの拡大等の影響も相まって周波数に係る国際調整についても長期化・複雑化しています。このような状況の中、国際周波数調整を行うことなく高速・大容量通信が可能な光通信は、今後の衛星通信において重要な役割を果たし得るものとして注目されています。

このように、衛星光通信は、今後、その利用や関連市場の拡大が期待されている一方で、その導入・活用拡大に当たっては様々な制約・課題も存在しています。

その一つとして、今後の市場の飛躍的な拡大を見据えた場合の端末間の相互接続に関する課題があります。衛星光通信において使用する光通信端末は、同一ユーザの衛星光通信システム内で規格化が図られる動きは存在していますが、広く共有された標準が存在するものではなく、製造事業者や規格を横断した十分な相互接続が確保されている状況にはありません。このため、今後衛星光通信の利用が拡大し、複数の衛星・地上局との間で光通信を実施する場合には、それぞれの衛星・地上局に搭載された光通信端末と同一の端末を搭載しなければならない状態となることも予想され、これは、複数の種類の光通信端末を搭載するためのコストや設計上の制約を生じさせることが予想されます。

このような状況は、光通信端末の製造事業者を起点としたロックインを生じさせる可能性があるほか、通信ネットワークの柔軟性・冗長性確保に対する制約となる可能性があり、衛星光通信の導入及び活用を妨げる可能性があります。

また、別の制約・課題として、衛星光通信の軌道位置等の様々な仕様の検討に当たって複雑な計算等が必要であるという課題もあります。衛星光通信においては、非常に高い精度で衛星同士が光通信端末を捕捉追尾する必要があることに加え、衛星姿勢の乱れや衛星の微振動・温度変動が光通信端末に影響を及ぼし得るなど、軌道投入前に様々な要素を検討・計算する必要があります。衛星光通信を活用しようとする事業者は、これらの検討・計算について主に海外の事業者が提供するソフトウェアを用いて行っていますが、これらのソフトウェアは衛星光通信に十分に対応できておらず、その検討等に不確実性と負担を伴うものとなっています。この検討等は、複数の衛星との光通信を目指す場合にはさらに複雑化するところ、今後の衛星光通信の導入・活用拡大を見据えると、さらに大きな負担となることも予想されます。

このような制約・課題を解消し、様々な衛星オペレータ等が衛星光通信を活用するに当たり利用することとなる技術を国内において保有することには、我が国が衛星光通信に関して重要な機器・ツール等の製造能力を保有することに繋がるとともに、機器等の販売を通じて衛星光通信に関する重要な情報等の把握が可能な状態を構築することにも繋がり得るものです。

これらを踏まえ、本テーマにおいては、衛星光通信端末の相互接続の確保に関する技術開発を支援するとともに、衛星光通信に関する軌道投入前の検討等を容易にするためのソフトウェア等のツールの技術開発を支援することにより、衛星光通信の導入・活用拡大に向けた環境を整備することを目指します。

資料

公募要領

提案書様式

 提案書様式7 別紙1

 提案書様式9 別紙2

 提案書様式9 別紙2 作成要領

 提案書様式10 別添1

 ステークホルダー評価

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提出先

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採択決定までのスケジュール

公募開始        2025年07月11日

公募締切        2025年09月04日(正午)

一次審査(書面)    2025年09月上旬から10月上旬

二次審査(ヒアリング) 2025年11月14日

審査結果の通知・発表  2025年12月19日






国際競争力ある通信ペイロードに関する技術の開発・実証

背景・目的

衛星通信においては、地域や時間帯等に応じた通信需要の変化や衛星通信需要の不確実性の増大に対応が可能な衛星運用が求められるようになっており、衛星の機能を柔軟に調整できるソフトウェア定義衛星(SDSsoftware-defined satellite)やフレキシブル衛星(flexible satellites)への需要が高まっています。こうした需要に対応するため、海外の衛星ベンダーは、デジタル信号処理技術を用いて軌道上で機能を調整でき、通信衛星の柔軟性をペイロード(ミッション機器)において確保するデジタル通信ペイロードについて研究開発・製造を進めており、複数の受注が既に公表されています。

一方で、我が国ではデジタル通信ペイロードについては未だ商業化に向けた取組には至っておらず、我が国のベンダーが受注に至ったものはありません。衛星通信サービスとして提供可能なサービスの範囲・水準は、通信衛星の処理能力やペイロードの機能に一定程度依拠するところ、高度な機能を有するペイロードの製造・供給基盤を国内に有することは、国際競争力ある衛星サービス・システムの実現及び我が国の衛星システムの自立性確保の観点からも重要です。この観点から、ペイロード等の製造能力を海外に依存することがないよう、我が国における製造・供給基盤を維持・高度化していく必要があります。

高度な機能を有するペイロードの製造・供給基盤を国内に有するためには、まずは機能の高度化の方向が適当である必要があります。今後の衛星通信・通信衛星に求められる要素は、機能の柔軟性の確保のほか、衛星1機当たりの通信容量・通信可能エリアの拡大、周波数のさらなる有効利用の実現、通信セキュリティの向上、衛星光通信への対応など、衛星通信の利用形態によって様々な方向で高度化することが考えられ、こうした需要を的確に見極めた上で取り組むことが必要です。

また、製造・供給基盤の維持・高度化のためには、継続的に通信ペイロードを市場に展開し、利益を生み、新たな投資を企業自ら行い研究開発を進めていくサイクルを構築することが必要です。この観点から、通信ペイロードの高度化を進めるに当たっては、需要に応じた機能を実現することに加えて、価格競争力など、事業性の観点からの優位性も伴っていく必要があります。

これらを踏まえ、本テーマにおいては、我が国として通信ペイロードの製造・供給基盤を維持・強化していくため、国際競争力ある通信ペイロードに関する技術開発について必要な支援を行います。

資料

公募要領

提案書様式

 提案書様式7 別紙1

 提案書様式9 別紙2

 提案書様式9 別紙2 作成要領

 提案書様式10 別添1

 ステークホルダー評価

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採択決定までのスケジュール

公募開始        2025年07月11日

公募締切        2025年09月04日(正午)

一次審査(書面)    2025年09月上旬から10月上旬

二次審査(ヒアリング) 2025年11月20日

審査結果の通知・発表  2025年12月19日






船外利用効率化技術

背景・目的

2030年のISS運用終了後(ポストISS)、これまで政府間で所有・運用されてきた地球低軌道の有人拠点は、民間への所有・運用に移行されることが計画されており、これまで我が国が培ってきた技術を活かしつつ、我が国の民間事業者が市場規模3兆円とも試算される地球低軌道利用サービス市場に参入していくことが重要です。

我が国はこれまで、日本実験棟「きぼう」における船外実験プラットフォームを開発・運用してきた実績がありますが、船外実験・実証環境は、科学観測、地球観測、通信、材料実験等の従来の用途に加え、世界的にも構想が進む軌道上サービスに係る技術の実証にも活用が可能であることから、今後の需要の拡大が見込まれる領域です。そのため、民間事業者がJAXAに代わって、今後の市場の変化を見据えた新たな船外利用効率化技術を開発・運用していくことが重要です。

そこで本テーマでは、船外利用ユーザーの実験装置を接続することができる標準的なインターフェース及びこれらの実験装置に対してリソース(電力、通信、流体(冷媒)等)を提供する能力を備えつつ、船外実験・実証の利便性向上・低コスト化を図るための船外利用効率化技術(例えば、軌道上サービス実証ペイロードの誘導・係留・自立的な着脱を容易にするマーカー付き磁性体プレートを備えたドッキングインターフェース等)の開発・実証を推進することで、我が国の民間事業者の地球低軌道利用を促進するとともに、本技術を活用した民間事業者による市場シェア獲得を図ります。

資料

公募要領

提案書様式

 提案書様式7 別紙1

 提案書様式9 別紙2 ※2025.7.7 差替え

 提案書様式9 別紙2 作成要領

 提案書様式10 別添1

 ステークホルダー評価

※補助金交付に関する詳細は「契約・補助関連」ページをご覧ください

募集期間中に、資料の追加および更新がなされる場合がございます。
本事業への応募を想定する事業者は、本サイトの定期的な確認をお願いいたします。

提出先

本事業は、府省共通研究開発管理システム「e-Rad」にて応募を受け付けます。
詳細はこちらをご確認ください。

採択決定までのスケジュール

公募開始        2025年06月27日

公募締切        2025年08月28日(正午)

一次審査(書面)    2025年09月上旬から10月上旬

二次審査(ヒアリング) 2025年11月10日

審査結果の通知・発表  2025年11月中旬から12月頃

採択結果        2025年11月28日